こんにちは、トモヤです!
今回は雑記ネタです。
先日、人生で初めて胃カメラを飲んできました。
毎年の健康診断で引っ掛かったため、最寄の病院で再検査をすることになったのです。
私は今年31歳になりますが、これまで大きな病気はなく、健康診断で引っ掛かることなどありませんでした。
30歳を超えると、健康状態が徐々に悪くなっていくとは聞いていましたが、まさか自分もこうなるとは。。
診断結果を見た時、FXで3連続ゼロカットをくらった時以上のショックを受けました。
健康診断での評価は、A~Gのランクで評価を下されるのですが、私に付けられたランクはなんと最低の「G」でした。

何が悪かったかというと、肝臓のある数値がずば抜けて高かったのです。
高かったのはALTという数値で、通常2~30くらいのところを、倍以上の60というスコアをたたき出しました。
ALTが高いとどうなるかというと、脂肪肝や肝炎のリスクが上がるそうです。
普段お酒はあまり飲まないので、不可解な診断結果でしたが、運動不足でも脂肪肝にはなるそうなので、それなら納得です。
ということで、診断結果を受け取った翌週に肝臓をみてもらうために内科に行ってきました。
超音波検査をした結果、やはり脂肪肝とジャッジを下されました。
が、程度はさほど重たくないので、定期的に運動するようにといわれてあっさりと終わりました。
評価Gなのにこんな簡単に終わるのかと拍子抜けでした。
てっきり先生から「あ~やばいねこれ。即オペだわ。」くらいのセリフが出てくるものとドキドキしていました。
先生曰く、健康診断はとにかく大げさに診断結果を言い渡すものらしいので、少し安心しました。
「あれ?胃カメラはどこいった??」
と思われた方、ご安心ください。
その続きがあります。
肝臓をみてもらった際に、最近胃が少し痛むことも相談してみたところ、別の病院を紹介してもらいました。
健康診断では胃に異常はみられませんでしたが、最近ズキズキと痛むことがあるのです。
健康診断では胃カメラは飲まないので、胃についてはほぼ診てもらっていないことになります。
自覚症状のなかった肝臓が悪かったことにビビり、症状のある胃もこの際診てもらおうと思ったのです。
そして、紹介してもらった病院へ行き、触診してもらったところ、先生から「来週胃カメラ飲んでみましょうか」と、超軽いトーンで誘われました。
「い、胃カメラ('Д')!?!?」
そんなものこれまで飲んだことないですし、胃カメラを飲むのは老後と思っていたので足の震えが止まりませんでした。
「す、少し考えさせて下さい。。」
とその場で言おうとしましたが、あまりに軽く聞かれたのでつい「あ、はい。」と返事をしてしまいました。
自分の口や鼻からカメラが体内に入るなんて想像したくもありません。
返事をした後に、看護師から胃カメラについての説明を受け、同意書を書かされました。
その同意書には、
「胃カメラはほぼほぼ安全ですが、0.007%の確率でダメージを追う可能性があります。」的なことが書かれていました。
0.007%ってことは、、 だいたい1万分の1以下か。。 宝くじよりはずっと確率が高いな。。
確率なんて書かずに「安全です」の一言だけでいいのに。。と思いながらサインして、病院を後にしました。
そして迎えた胃カメラ当日。
前日の21時以降は何も口にするなと命令されていたので、それに従って何も食べずに病院へ向かいました。
「検査が終わったら絶対ラーメン食べてやる」
と固い決意を胸に病院に到着。
するとすぐさま準備をするからと言われ、看護師に連れられて物々しい検査室へ。
この時点で「あ、今日死ぬかも」と思いました。
私は大の病院嫌いなので、こんな検査器具が揃いもそろっている場所にいるだけで精神が崩壊しそうでした。
そして、テキパキと準備を進める看護師の姿を見ながら、「人生でやり残したことはまだたくさんあるのになぁ。。」と、泣きそうになりながらしばらくじっとしていました。
すると、看護師さんが「はい、これ飲んでください」と紙コップに入った白い液体を渡してきて、「美味しくないですけど、胃の中の泡を消す薬です」と説明され、一気飲みを強要されました。
これがいわゆるバリウムか。。
おじさん達が胃カメラの話をするときに絶対出てくるワードだ。
鼻をつまんで一気飲みしましたが、思っていたほど不味くはなかったです。
グレープフルーツ味だったかな?
問題はその次です。
また看護師さんが歩み寄ってきて、「次は口の中を麻酔しましょう」と笑顔で注射器を口の中に入れようとしてきました。

あまりの急展開に動揺を隠せませんでしたが、看護師のあまりの手際の良さに負け、口の中に謎のジェルを注入されました。
「そのまま飲み込まずに5分間いてくださいね」

喉の奥にクソ不味い液体が入ったまま5分。。
まさに地獄でした。
この5分は未だかつて経験したことのないくらい長い5分間でした。
タイマーが鳴り、5分経ったので吐き出してくださいと言われたので、「ぐえぇぇ」というなさけない音と一緒に全て吐き出してやりました。
「じゃあもう一回同じことをしますね」

もういっそ全身麻酔をしてくれと何度も心の中で訴えましたが、我慢するしかありませんでした。
合計10分間、謎のジェルを喉の奥に住まわせるという儀式を終え、ようやく胃カメラか。。と思っていたその時。
「じゃあ鎮静剤うちますね~」

私は大の注射嫌いですので、注射をするときはいつも前日から精神統一をする必要があるのです。
これほど急に打たれると、そのまま気絶してもおかしくありません。
たださきほどの麻酔がやや効いているのか、いつもほど痛くはなかった気がします。
そして、下準備が全て終わったところで、ドクターが現れました。
ドクターがベッドの横に座るや否や、「はい、このマウスピースかんでね~いきますよ~」と、ものの5秒で胃カメラを挿入。

麻酔全然効いてないじゃん!!と思うくらいに嗚咽が止まりませんでした。
なんどもオエオエ言いながら、約2分間、カメラを飲み込み続けました。
これほどの地獄は生まれて初めてでした。
そして意識が飛ぶ直前に検査が終わり、看護師さんから「よくがんばりましたね~^^」と褒められ、そのまま眠りにつきました。
1時間ほど寝た後に、先生から検査結果を聞きました。
軽い胃炎と食道炎が起こっているとのことで、痛みの原因はこれだろうとのことでした。
ガンとかじゃなくてよかったです。
あと、逆流性食道炎?という症状も出ているらしく、炭酸や脂ものを控えるように言われました。
毎晩コカ・コーラを飲んでいることはその場では言えませんでしたが、これからは量を減らそうと思います。
コーラを飲めなければ生きてる意味がありませんから。
そうして無事検査を終えて、帰りを待っていた妻に結果を報告しました。
妻は安心してくれました。良かったです。
そして念願のラーメンを食した後、なんだか体がだるかったので夕方まで寝てしまいました。
そして夜に子どもを寝かしつけた後に、このブログを書いています。
いやほんと、今日は壮絶な体験をさせてもらいました。
もう二度と胃カメラは飲みたくないなぁ。
でも人間ドックをする時は飲むんだろうなぁ。
せめて全身麻酔をしてくれる病院にしようと固く決意したトモヤでした。
こんな垂れ流し日記を最後までお読みくださりありがとうございました\\