みなさまこんにちは、トモヤです!
いきなり煽るようなタイトルですみません。
ブログというアウトプットできる媒体を見つけてから、自分の中にあるモヤモヤを書きたくてたまらなくなってきた今日この頃です。
似たような記事は過去にも書いていますが、あらためて語ります。
「このまま公務員として一生を終えていいのか?」と悩んでいる方には共感していただける内容になっていますので、是非最後までご覧ください。
ではまいりましょう!
公務員としてあと何年働けばいいのか
ここ数ヶ月、国家公務員の定年延長について話題になっていました。
国家公務員の定年を60歳から段階的に65歳へ引き上げる国家公務員法改正案のことですが、今国会では結局成立しませんでしたね。
私はてっきり、この法案はあっさりと国会を通るものと思っていました。
検察庁の問題やコロナの影響があったので、タイミングが悪かったのでしょう。
今後、公務員の定年が延びるかどうかはさておいて、私たちはあと何年公務員として働き続けなければならないのでしょうか?
私は今30歳ですので、定年になる60歳まで勤め続けるとすると、あと30年間働く必要があります。
今まで生きてきた人生と全く同じ期間ですね。
そう考えると、途方もない期間に思えてきます。
今まで生きてきた時間分を、同じ職場で過ごし続ける。。
考えたくもありません。
定年が延長になったり、再任用として働くこととなれば、それ以上に長い間公務員として勤めることになります。
一つの職場にそれほどの間居続けるなんて、気が狂いそうじゃないですか?
そりゃあ、仕事内容は部署移動でちょっとは変わりますが、30年もいたらさすがに飽きるでしょう。
公務員歴8年の自分でも既に飽きているくらいなので。
仕事に飽きると何が起こるかというと、まず働くモチベーションが下がりますよね。
モチベーションが下がると、仕事中は苦痛以外の何物でもありません。
霞ヶ関のキャリア官僚の中には、日本を良くしていきたいという崇高な目標を掲げて働いている人もいて、モチベーションを維持しながら公務員として勤め上げることもあるでしょうが、地方にいる私には当てはまりません。
頑張っても事務次官になれるわけじゃありませんし、どこまで上り詰めても出先機関の幹部止まりでしょう。
幹部になりたいとは1ミリも思いませんが。
とにかく、私はこのまま公務員としての仕事しか知らずに一生を終えるなんて絶対にイヤなのです。
40代に突入したらおしまい
持論ですが、公務員のまま40代に突入してしまうと、もう他の働き方はできなくなると思っています。
こちらのグラフをみてください。
民間と公務員の離職率を、年代別にあらわしたものです。
グラフの最下部を這っている折れ線が公務員ですが、20~30代はまだ少しは離職する人がいるものの、40歳以降に離職する人はほとんどいません。
転職しようにも、公務員としてのキャリアしかない人を雇う企業はほぼ無いでしょう。
また、体感的にも、40歳以上で離職した人はあまり見たこと(聞いたこと)がありません。
心身の都合で離職する人はこれまで何人かいましたが。
私の周りにも、「そろそろ転職考えるかな~」と口癖のように言う人がいましたが、40歳に近づくと何も言わなくなりました。
40歳を超えると、家族や世間体など、守るべきものが多くなります。
加えて、新たなことにチャレンジする気力と体力も衰えてきます。
さらに、年収をそこそこのラインに到達しているので、転職や独立というリスクをとらなくなります。
そうなると、あとは定年まで走り続けるしかありません。
定年まで働くことのリスク
「せっかく公務員として就職できたんだし、定年まで働けばいいじゃない」
私の親を含めて、現役公務員に対する世間一般からのコメントはこんなところです。
確かに公務員は、「定年まで働ける権利」を与えられています。
ただ、私が思うに、全員が定年まで安心して働けるとは考えない方が良いです。
というのは、長い期間公務員として勤め続けることには、以下のリスクがつきまとうからです。
長年公務員として働くリスク
- 待遇が国の制度に左右される
- 人間関係が悪化したらきつい
- 生きがいを見失う
日本ではこれまで、公務員は(悪さをしなければ)クビにならないというルールを作ってきました。
しかし、これだけ流動的な時代です。
今後どうなるかはわかりません。
AIが発達すれば、公務員の仕事だって徐々に減っていくでしょう。
強制解雇されることはおそらくないでしょうが、思ってもみなかった所への配置変えは全然あり得ます。
また、公務員は基本村社会です。
皆同じ職場に長年勤めているので、職員同士の顔や性格は把握しています。
このような密な関係の中で、一度人間関係が壊れてしまうと、復旧が困難になります。
狭い職場ですので、仲が悪くなった同僚や上司がいると、出勤するだけで苦痛になります。
冒頭にも書きましたが、働きがいを見失うことは、すなわち生きがいを見失うことです。
仕事に飽きてしまって、モチベーションが低下した状態で数十年過ごすということは、死んでいるのと同じなのです。
無事定年まで働けたとしても、人生を振り返ってみれば何も残っていないということになりかねません。
そんな人生は嫌ですよね。
公務員でも定年まで働けるかわからない時代にすべきこと
いかがでしたでしょうか。
少し辛辣なことを書きましたが、私が普段思っていることを吐きださせてもらいました。
正直、ある程度年をとった時に、それまで公務員のまま何もチャレンジをしてこなかった人は、もう公務員として働き続ける以外の選択肢は残っていないでしょう。
だからこそ、公務員だったとしても若いうちから色々と経験しておくことをおすすめします。
趣味や恋愛に没頭するのもいいですが、できれば自分の力で稼ぐ体験をしましょう。
そうすることで、驚くほどメンタルが安定します。
いつ公務員を辞めても大丈夫という心持ちこそが、最強の武器になるのです。
以上、今回も最後までお読みくださりありがとうございました^^