こんにちは、トモヤです!
今回は、7月第3週のトレードを振り返っていきます。
前回の記事↓で中間報告をしたところですが、週の前半で約1万円のロスカットをしました。
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公務員のFXトレード日記(生き残りのディーリング)
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市場から退場をくらわないための措置ですが、その後どうなったのでしょうか。
ではまいりましょう!
2020年7月第3週目のトレード成績
早速ですが、今週のトレード成績を発表します。
週初めには、約15000円の証拠金残高がありました。
3000円スタートで、約5倍に増やして少し調子にのっていたのかもしれません。
先週末に、トレードルールを破り、大きなポジションを週末に持ち越してしまった結果、巨大な含み損を抱えてしまい、今週火曜日に1万円のロスカットを行いました。
残った5000円で再スタートしたわけですが、その後トレードを行ったのは2回です。
いずれもゴールドをロング(買い)しました。
そして週末夜時点の残高がこちらです↓
はい、ほぼ1万円に復活しました!!
ちなみに今月は、まだ一度もゼロカットをくらっていません。
3000円スタートで、3週間生き残ったことになります。
これはなかなか珍しいことです。
以前の私なら、こんな復活劇はあり得ませんでした。
トレード初心者がかかるポジポジ病という病について
みなさまポジポジ病って知ってますか?


ポジポジ病とは、FXを始めたばかりの初心者が必ずといっていいほどかかる病気のことです。
症状はこんな感じです。
- ポジションを持ってないと落ち着かない
- 利確・損切をした直後にエントリーしてしまう
- 特にロスカットした後は損失を取り戻そうと大きなポジションを持ってしまう
このような行動をしてしまう方は、ポジポジ病にかかってしまったトレーダーです。
私自身、トレード歴9年目くらいまではポジポジ病患者でした。
つまり、約9年間この病気が治らなかったのです。
市場から頻繁に退場をくらい、トレードを辞めていく人のほとんどが、このポジポジ病が原因だと私は考えています。
そのくらい厄介な病気なのです。
上に書いたポジポジ病の症状をみて、「そんなの気を付ければ余裕で回避できるっしょ」と思っているそこのあなた。
ポジポジ病を舐めすぎです。
特に症状の3つ目、「損失をすぐに取り返したくなる衝動」は、人間の本能そのものです。
この衝動をおさえるためには、本能に逆らう必要があります。
しかも、1回だけおさえるのではありません。
トレードを続けている限り、何度も何度も耐えなければなりません。
本能に逆らい続けることが、どれほど難しいことなのかは想像できるはずです。
ポジポジ病を卒業できた理由
では、私は9年目にしてどうやってポジポジ病を卒業できたのでしょう。
普通の病気であれば、9年間も症状が続くと、手術でもしない限り治らないでしょう。
手術をしなければ、その病気と一生付き合っていくことになります。
しかし、ポジポジ病は手術もできなければ、特効薬もありません。
つまり自力で治すしかないのです。
私のポジポジ病が治癒した理由は、「9年間負け続けてきた経験」があったからです。
9年間、トレードで苦しみ続けてきた私でしたが、ある瞬間から「トレードに対する考え方」が180度切り替わったのです。
これを言葉で表現するのはとても難しいですが、一言でいうと考え方が変わったのです。
たぶん、ポジポジしてたら一生勝てないという現実を、9年かけてこの身に刻み込むことができたんだと思います。
頭ではわかっていても、体に刻み込まないと、たぶんこの病気は治りません。
どんなトレード本を読んでも、ポジポジ病は悪だと書かれています。
そんなことは最初からわかっていました。
でも、辞められませんでした。
9年間も痛みに耐え、かつあきらめなかったことこそが、この病気に打ち勝てた要因です。
皆様に、私のように9年間耐え続けろとアドバイスをする気は毛頭ありません。
たぶん、99%の人はそれまでにトレードを辞めてしまうからです。
ポジポジ病は一刻も早く治すべき病ですが、一夜で治せるものでは決してありません。
何度も何度も同じ失敗を繰り返して、ある時に閃くのです。
私からのアドバイスとしては、その度重なる失敗による損失額を、取り返しのつかない額にならないよう気を付けましょうということです。
ですので、私がずっと勧めている3000円トレードを推奨します。
小さな損失を繰り返すのです。
一度の失敗で得られる経験は、額の大小に関わらず同じです。
少額でも真剣にトレードに向き合える人に限りますが。
トレードを始める前に、このことをよく覚えておいてください。
ポジポジ病にかかることは何も悪いことではありません。
トレーダーとして成功するために、絶対に避けては通れない道なのです。
最後に、私の愛読書「デイトレード」に書かれているフレーズで締めくくりたいと思います。
覚えておきたい格言
「私が今日成功しているのは昨日致命的な失敗をしているからです」。
つまるところ、負けた取引が取引手法、技術、そして勝つための戦略を身につける動機となった。
by オリバー・ペレス(著書 デイトレードより抜粋)
以上、最後までお読みくださりありがとうございました^^